KISYUYYA Silk road cafe

焼津市|倉庫からカフェへ

はじまりは、
「駐車場に倉庫がついてきた。」

2025年6月。カルマカフェの駐車場として購入した土地に、ひっそりと建っていた古い倉庫。そこは、マリオさんが以前から「木工のアトリエにできたら」と心に留めていた場所でした。

最初から、お店の形が決まっていたわけではありません。建物と向き合い、アイデアを重ね、タイで出会ったカフェやホテルからもヒントをもらいながら、少しずつ膨らんでいった「旅する茶屋」の夢。その想いを形にするお手伝いを、すぐ近くの私たち寺角工務店にお任せいただきました。

ご縁がつないだ、栗の木のカウンター。

「週末にはワインバーも。一枚板のカウンターがあったらいいね。」
そんな願いをつないでくれたのは、オーナー様の大学時代の後輩とのご縁でした。岐阜県恵那市にある、大工さんの倉庫へ。そこから譲り受けた栗の一枚板を、私たちの職人が加工し、お店のカウンターに仕上げました。

木のぬくもりに、旅の記憶と、人のご縁が重なる場所。ここで交わされる何気ない会話も、このカウンターの味わいになっていくのだと思います。

一緒につくる時間も、お店の思い出に。

大工、水道、ガス、電気。それぞれの職人が力を合わせ、1階のカフェスペースや厨房、菓子製造室を整えていきました。オーナー様も現場で大工仕事を学びながら、日々変わっていく空間を楽しみにしてくださいました。

建物を直すだけでなく、「ここで、こんな時間を過ごしてもらいたい」という想いを一緒に育てること。紀州屋のお店づくりは、私たちにとっても心に残る仕事になりました。

寺角工務店の施工範囲:1階のカフェ・飲食スペース、厨房・菓子製造室のリノベーション